営業で使える雑談テクニックをご紹介!そのまま使える定番例7選!

営業のコツ

「雑談力」という言葉があるように、雑談が上手かどうかは、社会人にとって重要なスキルの1つであります。その中でも、お客様と接点の多い営業マンは、この雑談の力が非常に大事です。

雑談スキルが営業成績に必ずしも比例するわけではありませんが、 できる営業マンは雑談が得意であることは間違いないです。

  • お客様との距離感を縮めたい
  • お客様との会話をもう少し弾ませたい
  • 営業成績をとにかく上げたい

本記事に辿り着いたあなたは、そんな悩みを持っているのではないでしょうか。

営業経験10年の私が、様々なお客様と接した中で会得した、お客様との会話が弾む雑談のテーマを例を交えてご紹介いたします。

 

雑談ってそもそも必要?目的は?

 

相手の緊張を解く

特に初対面の相手との会話の場合、互いに緊張や警戒心を強く持っています。「アイスブレイク」 という言葉があるように、 相手の緊張や警戒心を解くために、雑談をすることは非常に効果的です。

 

相手の情報を引き出す

雑談の内容にはよりますが、相手の好きなこと、関心のあること、どんな性格なのか、 今後の商談のヒントになるような情報を得ることができます。

人は、共通点を見つけると、一気に距離感が縮まります。 自分との共通点が見つかれば、 商談においてプラスに働くでしょう。雑談は、なくても良いものですが、商談を優位に進めていく上では、必要なスキルと言えるでしょう。

 

ベストな雑談の時間ってどのくらい?

相手との雰囲気によりますが、だいたい3分〜5分くらいが目安となるでしょう。

ただし、相手が気持ちよく話しているときに時間が長くなったからといって、わざわざ話を遮ることはやめましょう。 相手の気分を損ねると、本来の目的である商談に影響する可能性があります。

また、ダラダラと雑談をしてしまったり、相手の興味のない話題を話している場合、相手を苛立たせてしまう可能性があります。

いずれにせよ、雑談は相手が気持ちよく商談を迎えるための準備に過ぎません。

雑談をしながらも、相手の心境を伺うことを意識してみましょう。

ちなみの雑談が苦手、好きではない相手もいますので、その場合は早めに本題の商談に移行していきましょう。

 

雑談のテーマ7選 定番例

 

天気・季節の話題

「暑いですね」「雨がすごいですね」「花粉がすごいですね」等、天気や季節の話題は、どんな時期でもネタが尽きない話題です。

暑いですね、今週ずっと暑いらしいですよ。

相手
相手

そうなんですね、

水分と一緒に塩分も摂取らないと熱中症リスクが高いそうなので

気をつけて下さいね。

ビジネス1
相手

そうなんですね、気をつけておきます。

一応1日3本くらい自動販売機で飲み物を買って飲み干していますよ。

結構水分摂っていますね、ご存知かもしれませんが、自動販売機のCoke Onって知っていますか。買う度にスタンプを貯めれるお得なアプリなんですよ。

ビジネス1
相手

いやぁ、知らなかったです。今度それを使ってお茶買ってみます。ありがとうござます。

ニュースの話題

相手の会社や業界のニュース、株価のニュース、流行に関するニュースなど幅広く展開可能な話題です。 新聞やネットニュースを見て情報収集しておきましょう。

ただし、会社や業界の良くないニュース等あまり突っ込まれたくない場合もあるため、相手の立場や様子を伺って話すようにしましょう。

ChatGPTの勢いすごいですね、

相手
相手

そうですね、自分の仕事もAIにとって代わるんじゃないかと

戦々恐々としていますよ。

いやいや、流石に部長のところは大丈夫でしょう。

相手
相手

そうでもないんですよ、先日ウチの部署の仕事が一部自動化されて、

人員を一人減らされてしまったところなんですよ。

え、そうなんですね。そういうことが当たり前の時代になってくるんですかね。

 

スポーツの話題

スポーツの話題は、非常に盛り上がりやすく、互いの共通点も見つけやすい話題です。地元のチームを応援している場合は、相手の出身地の話題に展開できたり、応援している選手と同年代と分かれば、年齢の話にも広がります。

ただし、熱狂的なファンの場合、前日の勝敗などをすごく気にして不機嫌になっている可能性もあるため、気をつけて雑談を盛り上げていきましょう。

今日も大谷翔平選手打ちましたね。

相手
相手

また打ったんですか?

はい、今日は2打席連続ホームラン含む3安打でしたよ。

相手
相手

ほんとすごいですよね。

実は私大谷翔平選手と同じ高校出身なんですよ。私が先輩です。

相手
相手

えー凄いですね、ってことは岩手出身なんですか。

そうですよ。

相手
相手

私は青森出身なんです。同じ東北ですね。

趣味・休みの日の話題

「趣味はなんですか」とお見合いの会話みたいに質問をするのは、不自然なのでやめましょう。「会社は土日休みですか」などの質問から入るとスムーズでしょう。

趣味の話は相手が一番気持ちよく話してくれる話題の一つです。気持ちを乗せて良い雰囲気で商談に繋ぎましょう。

会社は土日休みですか。

相手
相手

たまに休日出勤はありますが、基本土日です。

休みの日は何されてますか。

相手
相手

もっぱらゴルフですね、月2回は行ってますよ。

そんなに行かれるんですね、奥様怒らないですか。

相手
相手

はい、毎回毎回めちゃくちゃ怒られています。笑

家族の話題

結婚しているか、子どもがいるか、家庭の悩み、子どもの成長や写真など、家族の話題を自然と雑談できると非常に相手との距離感が近くなります。

ただし、結婚や子どもの話はとても繊細な話題です。無意識に相手を傷つけてしまう可能性もあります。スマホの待受が子どもであったり、薬指の指輪であったり、ある程度確信を持ってから話題を提供するように気をつけていきましょう。

すみません、待受見えてしまったんですが、お子さん2人もいらっしゃるんですね?

相手
相手

そうなんです、3歳と5歳の2人とも男の子です。

賑やかそうで羨ましいです。今が一番可愛いでしょう。

相手
相手

いやー、可愛いんですが、ヤンチャすぎて、

本当に手を焼いてまして。毎日大変ですよ

そうですか、でもこれからスポーツとかさせたり楽しみが増えますね。

相手
相手

それは確かにですね。

野球に興味持ってくれたら嬉しいんですけどね。

地域の話題

転勤族の相手であれば、どこが出身地なのか、前の勤務地との違いを聞いたりできるでしょう。地元企業の相手であれば地元のお祭り等のイベント情報や新しくオープンした飲食店の情報等もオススメです。

そういえば、ここの近くの郵便局の向かいにラーメン屋さん

オープンしてましたよね?

相手
相手

そうなんですよ、私も早速行ってみましたよ。

いいですね、豚骨ラーメン好きなんで、

ずっと気になってたんですよね、美味しかったですか。

相手
相手

非常に美味しかったですよ、

大将があの有名な●●ってお店で修行してたみたいで。

そうなんですね、ますます行ってみたくなりました。
早速今日のお昼に行ってみます。

 

社内の不満の話題

サラリーマンとして働いていれば、社内の不満も溜まってきます。 社内で吐き出すことのできない不満を取引先と愚痴の言い合いをしても良いでしょう。社内の愚痴は、非常に盛り上がる話題であり、特に同年代の取引先の相手とは共感しやすいと思います。

ただし、どこまでの内容を相手に話すべきかは、十分に気をつけて下さい。お分かりだと思いますが、あくまで他社の相手です。 重要情報等漏れたらまずい話題は避けましょう。
相手
相手

何か元気ないですね。

実は、、今日ウチの部長にかなり怒られて。。。

相手
相手

そうなんですね、何かあったんですか。

内いや、ミスしたわけではないんですが、

売上が悪くて詰められてました。

相手
相手

ウチもですよ、未達分どうするんだって、

つい昨日支店長に怒られたばかりです。

全く同じですね、笑

何か申し訳ないですが元気出ました笑

相手
相手

それなら良かったです。笑 一緒に頑張りましょう。

 

まとめ

今回は雑談について解説いたしました。

雑談は本題の商談につなげるための大事なテクニックです。

上記でご紹介した定番例でもあるように雑談はタブーも多いです。 話題によっては、相手の気分を損ねてしまったり、相手を傷つけてしまうこともあります。

また、自分が喋りすぎてもNGです。相手を気持ちよく喋らせる雰囲気を作ることができたら、優秀な営業マンと言えるでしょう。是非優秀な営業マンを目指して雑談力を磨いていって下さい。

今回は以上です。

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