- 社会人って辛い
- 毎日怒られてばっかりだ
- このまま続けられるのだろうか
- 明日の仕事不安だなぁ
本記事に辿り着いたあなたは、そんな悩みを持っているのではないでしょうか。
学生から社会人になって、社会の厳しさを痛感している若手社員の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。最初のうちは失敗も多く、将来に不安を感じている人もいると思います。 ですが、不安に思う必要はありません。
仕事をしていれば、失敗の1つや2つは当たり前です。失敗は、皆さんの大事な経験値となり、将来に必ず活きてくるものです。
あまり悩みすぎず、失敗した時の考え方や切替え方を習得し、社会人生活を乗り越えていきましょう。
10年の営業経験をしてきた私がその経験を踏まえ、失敗した後の考え方や切替え方等ご紹介していきます。
失敗した時に考えること
失敗した時には、次の4つを考えることで、切替えて次の仕事に取り組めます。
- 失敗は誰しも経験している
- 会社の損失は実は大したことない
- 組織として、未然に防ぐことができなかったのか
- 同じ失敗をしないためにどうするか
失敗は誰しも経験している
失敗をするとなぜ落ち込んだり悩んだりするのか、
それは、「こんな簡単な仕事を失敗してしまうなんて」と、自分を責めたり、情けないと感じたり、
上司や先輩に怒られて、グループの同僚からも「仕事ができないやつだ」と思われてるんじゃないかと思うことも原因の1つですよね。
でも大丈夫です。
あなた自身が失敗をしたのと同じくらいの回数や重大な失敗も上司や先輩は経験してきています。
上司や先輩からしてみたら、あなたの失敗など可愛いものです。昔の自分もあなたと同じように、当時の上司や先輩に怒られてきているんです。
自分だけが、「仕事ができない」と思う必要はありません。
失敗は、将来大きく成長するための登竜門だとポジティブに捉え、切り替えて次の仕事に取り掛かりましょう。
会社の損失は実は大したことない
会社の大きな損失を作ってしまった。。。
注文目前で失注となり、売上目標が大きく未達になってしまった。。。
その際、上司や先輩からの圧力に屈し、自身のポケットマネーから支出をする、いわゆる「自爆」をしてしまった経験のある方もいると思います。
ですが、そんな必要はありません。
冷静に考えてみてください。
一人の損失や売上未達程度で会社の経営が傾き、倒産までするようなことは絶対にありません。
もし、本当に倒産してしまった会社があるなら、それはあなたの失敗以前に経営状態が悪化していた会社です。
あなたが、部長や課長等、重要なポジションであれば別ですが、一会社員が一つや二つの失敗で責任を重く捉える必要はありません。
安心していろんなことにトライしてください。
組織として、未然に防ぐことができなかったのか
これは、私もよく実践している考え方ですが、(表向きには良くないかもしれませんが、)
自身の失敗による大きな損失や大きな売上未達などがある場合、「本当に自分だけのせいだった??」と考えることも大事です。
言い訳に聞こえる人もいると思うので、あまり大きな声で言わない方が良いかもしれませんが、会社組織として、その失敗を未然に防ぐポイントがあったのでは?と考えてみてはどうでしょう。
もし、未然に防ぐことができる内容なのであれば、自分だけのせいではなくなり、なんだか気持ちが楽になると思います。
また、会社組織に提言し、同様の失敗を他の社員が起こさない仕組みを作ることも可能です。
自分の心にとっても、会社にとっても非常にメリットのある考え方の一つになります。
同じ失敗をしないためにどうするか
これは上司や先輩からも言われたことがありますよね。
これに関しては、 上の3つとは違い、 あなたがこれから前に進んで、大きく成長するために必ず必要なことです。
この作業からは目を背けず、しっかりと取り組みましょう。
失敗の原因、失敗が起こるまでの過程、そこをもう一度見つめ直す必要があります。
もし原因がわからない場合、どうしたらいいかわからない場合、あなたの上司や先輩に助言を求めましょう。 上司や先輩は、あなたの敵ではありません。
きっと、あなたが成長するために一緒に考えてくれるでしょう。
失敗しないためのホウレンソウ(報連相)
さて、 ここからはビジネスでのコミュニケーションの基本とされているホウレンソウ(報連相)についてご紹介いたします。
既にご存知かと思いますが、ホウレンソウ(報連相)とは、「報告」「連絡」「相談」の頭文字をとったものです。
それぞれの役割と使い方について解説させていただきます。
報告
まずは「報告」です。
「報告」とは、部下が上司に対して、仕事の進捗状況・結果を報告する行為を指します。
役割
上司が現状を踏まえ、次なる一手を考えるために必要な行為です。問題解決の早急な対処ができたり、次の指示も出しやすくなります。
適切な伝え方
緊急を要するかどうかで変わってきます。
緊急の場合で同じ空間に上司がいる場合は、上司に直接報告しに行く。 離れている場合は電話でとりあえず一報する。
緊急でない場合に関しては、報告のフォーマットに沿って記入し、メール送信や書面で報告をする。フォーマットがない場合はメール本文にベタ打ちして報告を行います。
ワンポイントアドバイス
結論を先に伝えた上で内容を話すことが大事です。 結論を先に話すことで、上司はあなたの話を聞く準備ができるようになります。良い話なのか悪い話なのか、上司として何をすべきなのか、それを考えながら、上司はあなたの話を聞きたいのです。
また、報告を行うタイミングも非常に重要です。 上司はあなただけでなく、自分の仕事も然り、他の部下たちの行動もしっかりと責任を持って確認する必要があり、暇ではありません。 タイミングを間違えると上司の機嫌を損ねてしまいます。
気を遣いすぎてしまう人ほど陥りやすい注意点ですが、上司がいつも忙しそうにしているため、いつが良いタイミングなのかがわからず、他作業への集中力も欠け、ただただ無駄な時間を過ごす事があります。
それは本当に無駄な時間です。割り切って、上司の多少のイライラに耐えながら報告をしてみましょう。5分10分では、そのタイミングは絶対にやってきません。
連絡
次に「連絡」です。
「連絡」とは、業務の関係者に業務や作業についての情報を共有する行為を指します。特に、業務の中で変化があった事柄に関する情報を知らせるのが、連絡とされています。
役割
複数の人数に対して、 スケジュールを共有したり、有益な情報を発信することで、共通の認識で互いに協力しながら仕事を進める事ができできます。
適切な伝え方
複数の人数に対して同時に情報共有するので、電話よりはメールが好ましいです。
ワンポイントアドバイス
連絡する相手が「社内」や「社外」等、受け取る立場が異なる場合は、表現方法を変えてお送りする必要があります。「近しい間柄」か 「年上」か「年下」か、言葉使いも変わってきますよね。
また、必要な情報をわかりやすく箇条書きにすることも重要なスキルです。下記のように要点だけまとめてもらえると受けとる側も読みやすいですよね。
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日時:7/21(金) 15:00〜16:00 (受付時間14:30〜)
場所:株式会社〇〇 3階会議室
必要なもの:名刺、〇〇申込書
その他:駐車場がないため、当日は公共交通機関でお越しください。
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相談
最後は「相談」です。
「相談」とは、業務上で発生した問題を上司や先輩、同僚などに意見を求める行為です。業務の過程で起きた問題で悩んだ際に、相談すると周囲の意見を参考にできます。
役割
自分の意見にとどまることなく、 自分以外の考え方や新しい情報を発見できることにより、より解決への道が開けてくるでしょう。また、 トラブル発生時の早急な対応にも繋がるでしょう。
適切な伝え方
相談するツールは何でもいいと思います。しかし、相談される側も暇ではありませんので、自分が相談したい内容をしっかり整理した上でコンパクトに相談をすることを心がけましょう。
ワンポイントアドバイス
相談の中でも、「お願い」に近い内容のものであれば、メールではなく、直接もしくは、電話を使った方が、思いが伝わりやすく、良い結果に繋がると思います。メールだと業務的で淡白な内容に受け取られやすく、自身のお願いの熱量が伝わらない可能性があります。
以上、「報告」「連絡」「相談」のポイントについて解説しました。
基本のスキルと言われがちですが、侮ってはいけません。
ビジネスの場に置いて、この基本ができていない人は大勢います。そして、このホウレンソウの欠如により、小さな失敗を大きくしたり、失敗を未然に防げることができなかった人も大勢見て来ました。改めて、ホウレンソウ(報連相)について学び、意識して実践してみてください。
まとめ
今回は仕事で失敗した時の考え方について解説しました。
長く勤めていればいるほど、失敗は無数に経験します。一度や二度の失敗で責任を感じて辞めたい、同じ職場に居続けるのが辛い等と考える必要はありません。
誰にでも失敗はあります。その時その時で上手く考え方を自分でコントロールしてみてください。
もちろんガス抜きも必要で、自分だけで気持ちをコントロールするだけではなく、同僚や友人、家族に愚痴を吐き出す時間も必要です。必ず味方がいることを念頭に置いてお仕事頑張ってください。
また報連相も改めて確認いただき実践してみてください。しっかりとできていれば、失敗の度合いが小さくなると思います。
今回の記事は以上です。
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